おすず治療室 はりきゅうLife♪

2011年02月

おはようございます♪

先程、震度3の地震がありました[E:shock]

新燃岳の噴火じゃなくてよかったですが・・・地震も怖いですよね[E:coldsweats02]

さて、昨日は患者F様が主催する中学サッカー大会に、メディカルとしてお手伝いさせて頂きました[E:soccer]

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場所は宮崎県総合運動公園サッカー場、ラグビー場など3会場。

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ここはサッカー場。

この前まで鹿島アントラーズが合宿をしていた場所です。

合宿後なのに、この芝状態[E:shine]

選手達もテンション上がるでしょう[E:up]

この大会は県内外から24チームが参加、主に中学クラブチームの参加が多く、サッカー素人の僕が見ていてもレベルの高い大会でした[E:good]

土日開催で、前日の疲労が腰に出ている選手が多く、

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3名程、腰のマッサージ&ストレッチ&テーピングのフルコースで痛みが緩和し、ゲームに出場できました[E:happy01]

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サッカーといえば、やっぱり足首捻挫が多いですね~[E:bomb]

決勝はアルバランシア熊本vsF.Cuore鹿児島。

3対1でアルバランシア熊本の優勝[E:happy01]

強さ、巧さ、速さ、全てにおいて予選からワンランク上でした[E:good]


初めて中学サッカーのメディカルをさせて頂きましたが、腰痛がこんなに多いとは思いませんでした[E:coldsweats02]

成長期や日頃の姿勢なども関係しているのかも・・・なんて考えながら、この貴重な経験を生かし、治療に役立てたいな~と考えてます♪

今回、お声掛けて頂いたF様、サッカー関係者の方々と素晴らしいご縁を頂き、本当にありがとうございました。

これからもお手伝いさせて頂きますので、宜しくお願いいたします。

おすず院長♪

ある日の治療室での話。
「牛乳って本当に体に良いんですか~?」

実は牛乳には諸説あって、良くも悪くもあり、どちらとも受け取れます[E:flair]
そして色々と調べてみると、私は「そこまで必要なものではないんだな」と感じました。


赤ちゃんは母乳を飲んで成長しますが、それは赤ちゃんにとって唯一の食事であり、栄養源だからです[E:shine]

なにより、母乳以外を消化する為の消化力も十分に備わっていない赤ちゃんにとっての母乳は、他のどんな食事よりも体に良いのです[E:confident]

そして人は
離乳後、牛乳などの乳製品を消化する為の「ラクターゼ」と言う消化酵素の生産量が減る為牛乳を飲んでも胃での消化がほとんど行われずそのまま腸に運ばれ、下痢をしてしまうケースが多いのです[E:toilet]

また、牛乳を飲んでカルシウムをたくさん摂っているようでも、実は排出されている方が多いとも言われています[E:coldsweats02]

その為か、牛乳をたくさん摂取する北欧の方の人には骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が多い事も分かっているようです[E:shock]

その他には、牛乳のタンパク質が血液に吸収されるとアレルギー反応も出てきます[E:taurus][E:sweat01]


幸い、私は牛乳を飲んでアレルギーが出たり、お腹を壊したりといった経験がなく今まで過ごしてきました。
一概に「体に悪いから飲んではダメ![E:ng]」というのではなく、

「そういえば、牛乳を飲むとお腹がゆるくなるな~」
「小さい頃から牛乳をよく飲んでいて花粉症も持ってるから、何か関係あるのかな~」


など、心当たりのある方は牛乳を控えてみてはどうでしょうか?
もしかすると体に変化があり、それだけでも体が楽になる可能性は十分にあると思います[E:happy01]


また、カルシウムやビタミンなどは、以下のような食品で補う事が出来るので参考にどうぞ[E:delicious]


カルシウム・・・・干しエビ、煮干し、ひじき、小松菜、胡麻、しらす干し、マイワシ

ビタミンD・・・・・魚介類(カキやカレイなど)干しシイタケ、まいたけ

リボフラビン・・・赤身のお肉、卵、ナッツ類、青物の野菜、さやえんどう     etc


これらの食品を見てみると、昔から日本人が食べていたものが多いですね[E:delicious][E:good]
体にとっても良いことなので、こういった食品で栄養素の補給をしてみてはいかがでしょうか[E:wink]?



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ある日の宮崎日日新聞の「健康 歳時記」という記事です[E:book]

「健康な高齢者に積極的に水分摂取を勧める生活指導は、必要ない」という泌尿器科医の話には、「ウッソ~!?」と驚いた 。

夜、寝ている間は不感蒸泄(ふかんじょうせつ)とかいってコップ1杯ぐらいの汗をかくので、朝は血液が固まりやすくなっている。だから明け方から午前中は心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすい。

夜、寝る前と、朝起きたら必ず水を飲めと教えられてきたが、あれはどうなのか?

いや、それには明確な証拠がない」というのが専門家の答えだ。

寝る前に水分を摂取したから脳血管障害や心筋梗塞が予防できたというデータは全くない。寝る前の水分摂取は大切という報道は、水を飲めば血液がサラサラになるという誤解から始まったのではないか。水を飲んでも血液はサラサラにはならない。血液の約45%赤血球などの血球で、約55%が水っぽい血漿だ。この構成比はいつもほとんど変わらない。水を飲むとサラサラになり、飲まないとドロドロになるーなど起こらない仕組みになっている。」(医学ジャーナリスト・丸山寛之)

と、このような内容の記事でした[E:flair]

治療室では日頃から、「水はたくさん摂っても血液サラサラにはなりませんよ~、内臓が浮腫(むく)んで代謝が悪くなりますよ~」と言っていましたから、私たちにとっては願ったり叶ったりのような記事でした[E:good][E:delicious]

こういった記事が出ると、悔しいものですが・・・やはり患者さんも納得していただきやすいものです[E:catface]

東洋医学では「水毒(すいどく)」と呼ばれる症状があります。

それは何かと言うと、体にある余った水、不必要な水分の事を言います。要するに水分の摂りすぎですね。

わかりやすいところで言うと、鼻水や手足の浮腫(むくみ)などです。

飲み会の翌朝、風邪でもないのに鼻水がダラーっと出る経験をした方、いらっしゃいますよね?アレです[E:catface]

最近では、体の中の老廃物を流し、便秘にも効果があるなど言われ、人によっては毎日1~2リットルもの水を飲んでいる人が増えているようですが、人体の水分量は約60%(赤ちゃんやご高齢者は違う)と決まっており、簡単に洗い流せるような構造にはなっていません。また便秘については、適度な水分は必要ですが多すぎても腸を冷やし、それが便秘の原因となる事もあります。

水は体内に入ると、大腸で吸収され腎臓から尿になって排出されます。そこで必要以上の処理しきれない水分は体内で過剰状態となり、浮腫(むくみ)や冷え、消化不良の原因となるわけです[E:bearing]

近年の水毒の原因としては、やはり食生活にあります。

通常、のどが渇いたときに水分を補給すればいいのですが、上記のように必要以上に水分を摂ったり、また、ジュースやアルコールなどの美味しい飲み物はのどが渇いていなくても飲みたくなります。味が付いていると、吸収された栄養で血液は濃くなるのでそれを薄めようとしてまた飲みたくなってしまいます[E:bottle]

まさに悪循環です[E:shock]

但し、夏の暑い日の農作業や激しい運動をしてたくさん汗をかくようなスポーツ選手は違います。

そしてたくさん汗をかく事により、水分だけでなく塩分も出ていきますから水分・塩分共に補給する必要があります。

摂取の仕方としてスポーツドリンクがありますが、あれは塩分や糖分が高すぎる傾向にあるため逆にのどが渇く事があるので、1.5~2倍くらいに薄めて飲むことをお勧めします。そして1度に大量に飲むのでなく、一口くらいをゆっくりこまめに摂取するのが理想です。飲み物を冷やしすぎないというのもポイントです[E:pouch]

運動中にお腹が痛くなったことがある人はわかると思いますが、のどが渇いた~と思って冷たいスポーツドリンクを一気に飲む。美味しいですが、それが原因でお腹が痛くなるパターンが大半です[E:wobbly]

と、一部例外はありますが、水分の過剰摂取による水毒症状が起こります。

体が浮腫んだり、花粉症やアレルギーで異常に鼻水が出たり、お腹が冷えて軽くさするとチャポチャポっと音が鳴ったりするなどの心当たりがある方は、今一度、水分摂取について考えてみてはいかがでしょうか?[E:confident]

おすずスタッフ♪

鍼灸おすず治療室HP

Ume1

時折、まだ寒いなぁ~・・・と感じる今日この頃。

だけども春はすぐそこまで来ているようです[E:cherryblossom]

去年咲いた梅の花[E:shine]

寒い冬を越えて、今年も咲いてくれました[E:heart02]

花はまだ少ないですが、とても良い香りを運んでくれています[E:happy01]

そしてもう一つ、少し早いですがお雛様です[E:delicious]

Ohinasama

並べ方が分からず、患者様に教えて頂きました[E:happy02][E:sweat01]

ミニチュアなので雛段がないですが・・・[E:coldsweats01]

今日は雨も上がって気持ちがいいお天気になりました[E:sun]

来院された患者様が気持ちよく帰れるよう、今日も心をこめて治療させて頂きます[E:happy01]

おすずスタッフ♪

今年の冬は例年よりも寒く、また、宮崎ではインフルエンザが大流行し、今もまだその後遺症は続いています。

そこで今日は、東洋医学で考える風邪予防についてのお話です[E:happy01]

[E:flair]ポイントは、

①食べ過ぎない

②睡眠をよく摂る

③首を温める

この3つです。

一般的に予防と言うと、手洗い・うがい・マスクをするなどが挙げられ、西洋医学では風邪を引くと、原因であるウイルスや細菌を薬で殺してしまおうとします[E:punch]

東洋医学では風邪の原因などを「邪気(じゃき)」として捉え、それを体の外へ追い出そう、と言う考えなのです[E:shine][E:run]

人が本来持っている、追い出そうとする力の事を「正気(せいき)」と言います。わかりやすく言うと、今で言う免疫力や自然治癒力といったものです[E:good]

風邪が入ってきた時にこの正気を高める為には、

「食事を控える・または食べ過ぎない」「睡眠をよく摂る」、まずこの2つがとても大切です。



冬という季節
はもともと食糧が少なく、活動も少なくなるものです。

ヘビやカエル、リスやクマなど、冬眠や冬ごもりをする動物もいます[E:snow][E:night]

じゃあなぜ冬眠をするのでしょうか?

一つは、体温を維持するための大量のエネルギーが必要なこと、そしてそのエネルギーを作る為の食糧が少ない冬には、それを維持するだけの栄養が確保できないなどがあり、冬眠しなければならないのです。

人はエネルギーを作り出すことができるため冬眠をする必要はないけれど、同じ動物と考えると必要以上のエネルギー摂取は必要ないのではないか...[E:flair]

このような動物の行動からみて、食事を控える・よく寝るという事は人にとっても必要なんだ!そういう考えに至ったわけです[E:catface]

話が少しそれましたが、元に戻しましょう[E:coldsweats01]

冬は寒さや冷え・風邪から体を守る為に体表面に近いところに血液がめぐり、バリアーの役目をしています[E:impact]

しかし、食べる事によりそのバリアーの役目をしている血液が胃腸の消化にパワーをとられ、体表面を守るバリアーが薄くなってしまうのです[E:shock]

そうすると風邪と戦うパワーが奪われてしまい正気が弱ってしまうので、①食事を控える・食べ過ぎないことが大切です。


②睡眠をよく摂る
というのは、人は眠っている間に免疫力を高め、補っているからです。

つまり、「正気」の補充をしている、という事になります[E:shine]

風邪に限らず、睡眠を摂る事で様々な病気の予防にもなりますし回復を早める事にもつながります。

また背中や首の辺りがゾクッとした事、ありませんか[E:snow]?

敏感な方は、「あ、風邪が入ってきたのかな?」と思う事もあるかと思います。

東洋医学では「風門(ふうもん)」と呼ばれるツボがあり、「ゾクッ」するとそこから風邪(ふうじゃ)が入ってくると言われています。

下の図を参考にしてみて下さい。②の方が風門穴(ふうもんけつ)で、左右両方にあります。

Tubo 

ですから、③首周りをよぉ~く温めるように心がけましょう

下の写真のように、ホッカイロで温めるととても効果的で、治療院でも患者さんによく勧めています

Daitui 

首を前に倒す(会釈する感じ)と、首の骨が1つだけボコッと飛び出ると思います。

その下に「大椎(だいつい)」と呼ばれるツボがあり、このツボは風邪の治療にもよく使われ、また、全身をよく温めてくれます。

上の図の①が大椎穴になります。



「ゾクゾクッ」
ときたらここを温めましょう♪ 全身ぽかぽかで気持ちがいいですよ[E:happy01]

ネックウォーマーやマフラーで首が風に当たったり冷えるのを防ぐだけでも十分効果はありますよ[E:good]



あまり肌に近いところでホッカイロを貼ると低温火傷の危険がありますので、服の上から貼るようにしましょう

[E:foot]補足として、体が冷えると風邪のウイルスや細菌が侵入してきやすくなります[E:typhoon]

体を温める食べ物(白ネギやショウガなど)を摂って体の中から温め、普段から足が冷える人は厚めの靴下をはくなどの予防も心がけましょう[E:happy01]

おすずスタッフ♪

鍼灸おすず治療室HP

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