こんばんわ。
最近、週末は雨ばかりですね
さてさて、今日は嬉しいご報告を頂きました
先日、来院された妊婦さん。
今日ご連絡を頂いて、逆子ちゃんが治っていたとの事でした
32週に突入直前だったので、どうかな~と思っていましたが
赤ちゃんが小さめの1800gくらいだったので、まだ回ってくれるかも・・・と思い治療しました
今日の検診で治っていたとのご報告だったので、本当に良かったです
また初産との事でしたので、
このまま予定日まで安定して、自然分娩につながる事を祈っています
元気な赤ちゃんを産んで下さいね~
皆様も何かお悩みありましたら、1度試しにご連絡下さいね
鍼灸おすず治療室 HP
2011年11月
冬の養生法
暖房の効いている部屋から外へ出て外気に触れますと、キューっと体が引き締まる感じを受けます。
私達のふやけた身体を寒さで引き締めて固めて、エネルギーを外へ洩(も)らさない季節、それが冬です。[E:snow]
冬は閉蔵(へいぞう)の季節です。
閉蔵とは、「蔵に収めて閉じる」の意味であり、陽気も陰気も人体の蔵である腎に収めて洩(も)れ出ないように閉じて、じっとしている季節と言うことです。
その為には冬の冷たさ、寒さを必要とします。
そうすることで腎の精(エネルギー)の発散を防ぎ、また、春の芽生えの発生の時期に爆発力を生む為の準備をしているのです。
ですから、寒いからと言って暖房に入りっぱなしは体に毒なのです。しかし、寒さも強過ぎると体が負けてしまうので冬に温泉などで体を温めるのは良い事です。
またこの季節、暖め過ぎて汗を出し過ぎることはいけないのです。東洋医学では、汗は血と同じと考えられており、大事なエネルギーをどんどん洩(も)らしていることに他ならないのです。
ですから、冬にサウナで汗を流れるように出したり、冬のマラソンなども閉蔵すべき陰陽の気(エネルギー)を消耗し過ぎるため、実は好ましい事ではありません。
女子マラソン選手に生理の無い人が多いのはこのような事情によるものだと思います。
ところで冬は、この「腎」が主役となって働く季節とされています。腎は現代で言うところの、「腎臓・副腎(内分泌の働き)・骨・骨髄・脳」といったものを統括しています。
腎は精を貯蔵する臓器であり、その精は体が生命活動を行う為の基礎となる物質です。
冬はこの腎に有効な栄養を摂る事も大切で、味としては「鹹味(かんみ:塩辛い味)」が必要です。
濃い味であったり、いわゆる精力増強的なものが多いですが、山芋・豚・エビ・くるみ・ゴマ・栗・牡蛎(ぼれい:カキの貝殻の生薬)などが腎を補う食べ物です。
しかし同じ味を摂りすぎると、鹹味の場合では「血が粘稠(ねんちょう)になり血行が悪くなり、顔のつやがなくなる」とされています。偏った摂取は避けバランス良く食事をし、その中に鹹味を取り入れることをお勧めします。
また、甘味な食べ物は腎を弱らせますので、なるべく避けるか少量を摂るように心掛けると良いでしょう。
冬の生活では、早く寝て、ゆっくりと起きるようにします。
その理由は、やはり腎のエネルギーを出来るだけ溜めておき、消耗させないようにする為です。
中医学では腎が弱り切って命も危ないという時に漢方薬を用います。
その中には十数種類の生薬があり、アワビやナマコ、すっぽんの甲羅や猪の背骨など、1週間ほど鍋で煮込むそうです。漢方と言うより薬膳料理と言った方が近いかもしれません。
ですから、豚の骨を砕いて入れ、頭蓋までも煮込んでスープを作る豚骨ラーメン[E:pig]も腎の力を強めている事になりますね。冬はラーメンが美味しいはずです[E:noodle][E:shine]
皆さんも、上手に冬を乗り切っていきましょう!
参考文書 「患者さんに伝えたい 東洋医学のお話」 より抜粋
休診のお知らせ
おはようございます[E:happy01]
なかなかパッとしないお天気が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
早速ですがお知らせです[E:sign01]
11月23日(水)勤労感謝の日
治療室・内覧会の為、休診とさせて頂きます。
皆様にはご迷惑お掛けしますが、宜しくお願い致します。
鍼灸おすず治療室