おすず治療室 はりきゅうLife♪

2014年09月

もう一つびっくりしたのは、日本で見てきた病気が
途上国にはあまりなかったことです。

特にがん患者はいませんでした。もちろんCTスキャンも病理検査もできないですから、
本当に全てのがんがなかったかどうかはわかりません。

でも、表面に出てくる、骨肉腫や乳がん、皮膚がんといった
がんの患者さんは全くいませんでした。

先日ある学会でお話した時に、大学の先生も、
「皆無とは言わないが、昔はほとんどがん患者はいなかった」
と言ってました。本当に少なかったんだろうと思います。

じゃあ、どんな人が多かったかというと…
風邪・頭痛・腹痛・胃痛・下痢・尿路感染症・骨折・火傷など、
昔からある病気です。

一方…
水疱瘡・おたふく・喘息もアトピーも自閉症もありませんでした。
アトピー






では、途上国と私たちの暮らしの何が違っていたのでしょうか。

途上国ではほとんどの人が昔からの伝統食を食べていました。
伝統食を食べていれば、体がその土地に適応するんです。

モルディブはカレー文化の国です。
その国に病院の師長として派遣された私は、【偉い人】として接待されたんですが、
その食事は、お米は食べ放題で、おかずは具なしのカレーでした。

そんな食事を続けた結果、私は栄養失調になりました。
蚊に刺された跡が治らなくて、一年以上ジュクジュクしていました。

ところが現地の人たちは、全然栄養失調なんかじゃありませんでした。
長い間その食事で暮らしているので、体が適応しているんです。

もう一つ私の体に起こった変化は、アトピーが治ったことです。

モルディブに行く前はものすごいアトピーだったのですが、
モルディブで栄養失調になってアトピーがすっかり治ったんです。
現代医療、現代栄養学をもってしても私のアトピーは治らなかったのに
飢えたら治ったんです。

それ以来、現代栄養学というのは、今の経済仕組みに合わせた
栄養学だと思うようになりました。


また、それまでの私は「現代医療は人を救う」と信じていました。
それで看護師を志し、途上国に行ったんです。

ところがそうじゃなかった。
診察して、診断を付けて、それに対して処方箋を書いて、
「この薬を買ってきてください」
と言うだけの現代医療は通用しなかったんです。

薬を買えなければ何もできないのが現代医療だったんです。
だから、モルディブの病院ではお金のある人だけしか助けられませんでした。

病院のベッドで寝ることだけはタダだったので薬が買えない子どもやお年寄りが、
そのまま亡くなっていくというのが、病院の当たり前の風景でした。

モルディブには2年間滞在し、人々を助けると思っていた現代医療が
人々を助けなかった
という悔しい思いをして帰ってきました。

それから…
「日本人にとっての伝統食って何だろう」
「お金のかからない医療というのはあるんだろうか」
と考えるようになりました。


命をみつめて~2 つづく




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とてもイイお話があったのでご紹介します。

助産師/バルナバクリニック(フィリピン)院長
冨田 江里子
(昨年、宮崎おっぱい会が主催した講演会より)


私は26歳のとき、臨床経験わずか4年で、モルディブの地方病院に派遣されました。
3万人をカバーする、結構大きな病院で、私は病院師長とゆう立場でした。

人口も増えているからお産もたくさんある、正常出産なら
私も関わらせていただけるだろうと勝手に思っていました。

20年前の私は
「ほとんどの出産は病院で行われるもの」
「自宅のお産は汚くて母子死亡がいっぱいある」
という先入観をもっていたんですが、
モルディブの妊婦さんは、お産のために病院にはこないんです。

病院には、陣痛が始まって1週間も赤ちゃんが生まれてこない方や、
吸引分娩や促進剤という医療行為がなければそのまま母子共に死んでしまうような、
そういう異常のある方々ばかりが来ていました。

ですから、ほとんどの妊婦さんは自宅で出産していました。
日本的に言うと、衛生状態の悪い環境で出産ていたんです。

そんな中で、お産を見せて欲しいと思っても、なかなか見せてくれる人なんて現れません。
気を許してる人じゃないとそばにいられないからです。

しばらくして1人の妊婦さんとお友達になり,
何とかお産に呼んでいただけるようになりました。

その妊婦さんの家に行って、どんなお産をしているんだろうと思ったら
日常生活の中にお産がありました。
陣痛が始まって出産が目前に迫っても、陣痛が止まると料理や洗濯をしていました。

日常生活の中にお産があると、陣痛が始まっても産婆は何もせず、ただそこにいるだけです。
しかも産婆は接待され、おやつもご飯も目の前に
どっさり置かれているのでそのごちそうを食べながら待っていました。

そして、ある程度陣痛が進んだと思ったら、産婆はお菓子を食べた手でそのまま
出産介助に入ったんです。

その当時、病院の出産というと、外陰部を消毒して、清潔な滅菌の布を敷いて、
看護師は滅菌のガウンを着て、滅菌の手袋をはめる、

というのが当たり前でしたから、
「おばちゃん、今、自分の手を舐めたよね。せめてその手、洗ってよ」
と思いながら私は見ていました。

「きっとこれは産後、赤ちゃんは感染症を起こすに違いない」
「舐めた手を産婦に突っ込んだから、産後お母さんは、産褥熱を起こすかもしれない」
と心配していました。

だから、彼女のために薬を買って、いつでも行けるようにして
「何かあったら呼んでんね」
と言って帰りました。

ところが、それから何日経っても呼ばれませんでした。
おかしいなと思って様子を見に行ったら、母子共にとっても元気だったんです。

どういうことかというと、その土地に合ったやり方をしていれば
多くの人は大丈夫なんです。
だからこそ太古の昔から、私たちの祖先は命をつないでくることができたんです。

当時の私は
「お産には病院が絶対必要だ」
と思っていたのですが、そうではないことに少しずつ気付いていきました。
sinnseijihoumon














命をみつめて~1 つづく…



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おはようございます。

本日の宮崎、お久しぶりに晴れました!!

秋は気候がイイので何だかワクワクするのは…

アタシだけでしょうか??

今日は、先日ご来院された患者様

『子宮腺筋症』の症例です。

   30歳代 女性 
   主訴:生理の終わりから一週間子宮あたりが痛む。

   経過:治療回数2回で先月は一週間痛かったが、今回は3日だけで済んだ。


今後も週1回で治療継続予定。

子宮腺筋症は進行性の病気なので、

年々病気が拡大悪化して最終的には治療しても治りにくくなります。


鎮痛剤を飲んで痛みだけを抑えて仕事を続ける生活を送ってると、

不妊症になる可能性も高まるみたいです。


どんなに酷くても鍼灸治療で改善の見込みはあるので、

お困りの方は是非一度ご相談にお越しくださね♪
腹痛












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こんにちは。

本日は秋分の日で巷はお休みデスがぁ…

コチラおすず治療室は元気に鍼療しております☆

今日は『前立腺炎』の症例報告です。
トイレ
  






  
   50歳代 男性
   主訴:排尿痛・頻尿(夜中一時間おき)

   治療回数14回で夜中一度もトイレに起きず6時間熟睡できた。
   排尿痛もほぼ無くなった。

   現在も週1回で治療継続中。

今月いっぱいで当院を卒業予定です。


中々周りに理解してもらいにくい症状で、苦しんでる方は多いと思います。

どんなに酷くても鍼灸治療で改善の見込みはあるので、

お困りの方は是非一度ご相談にお越しくださね!

  鍼灸おすず治療室
   (0985)22-2339

こんにちわ♬

この時期まだまだ『虫刺され』に悩まされますよね!

そんな時にお灸がとても便利なんです!

『かゆみ』はこの『せんねん灸』ですぐ無くなります!

毎日続けると傷跡も残らず綺麗に治りますよ☆

なかなか治らずお困りの方は、一度ご相談くださいね!

お灸の仕方教えますよ~♪
かゆみ











せんねん灸












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