おすず治療室 はりきゅうLife♪

2014年09月

先日の逆子の報告です♬

   妊娠28週(初産)の患者様~無事戻りました!
   妊娠35週(2人目)の患者様~まだダメでした!

お二人とも来院は一回。

35週の患者様は来週も頑張ってお灸に来られます。

なんとか自然分娩の願いを叶えてあげたいです!
0906














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『日本人の体力』
かなり長文ですが、とても納得&勉強になります!
是非ご覧ください。

明治期までの日本人が、今と比べればとてつもない体力を持っていたということは、当時日本を訪れた外国人の残した多くの文献に記されている。今回はその中の幾つかを紹介してみたい。
...
まずは、ドイツ帝国の医師・ベルツの手による「ベルツの日記」から。
 
エルヴィン・フォン・ベルツ(1849~1913)はドイツ生まれ。ライプツィヒ大学で内科を修めた後、27の歳に明治政府によって招聘され、以後29年間日本に滞在する。
幕末から明治にかけて日本が「殖産興業」を目的に先進技術や学問・制度を輸入するために雇用した、いわゆる「お雇い外国人」の一人だった。
東京医学校(後の東京大学医学部)において医学や栄養学を教授し、滞在中日本人女性(花子)を妻に娶っている。
そのベルツが、ある日東京から110km離れた日光に旅行をした。
当時のこととて道中馬を6回乗り替え、14時間かけやっと辿り着いたという。
しかし二度目に行った際は人力車を使ったのだが、なんと前回よりたった30分余分にかかった(14時間半)だけで着いてしまった。
しかもその間は一人の車夫が交替なしに車を引き続けたのだった。
普通に考えれば、人間より馬の方が体力があるし格段に速いはずなのだが、これではまるで逆である。
この体力はいったいどこから来るのだろう。
ベルツは驚いて車夫にその食事を確認したところ、
「玄米のおにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵」という答えだった。
聞けば平素の食事も、米・麦・粟・ジャガイモなどの典型的な低タンパク・低脂肪食。もちろん肉など食べない。
彼からみれば相当の粗食だった。
そこでベルツは、この車夫にドイツの進んだ栄養学を適用すればきっとより一層の力が出るだろう、ついでながらその成果を比較検証してみたいと、次のような実験を試みた。
「ベルツの実験」である。

22歳と25歳の車夫を2人雇い、1人に従来どおりのおにぎりの食事、他の1人に肉の食事を摂らせて、毎日80kgの荷物を積み、40kmの道のりを走らせた。
然るところ肉料理を与えた車夫は疲労が次第に募って走れなくなり
3日で「どうか普段の食事に戻してほしい」と懇願してきた。
そこで仕方なく元の食事に戻したところ、また走れるようになった。一方、おにぎりの方はそのまま3週間も走り続けることができた。

当時の人力車夫は、一日に50km走るのは普通だったという。
ベルツの思惑は見事に外れたのだった。
彼はドイツの栄養学が日本人にはまったくあてはまらず、日本人には日本食がよいという事を確信せざるをえなかった。
また彼は日本人女性についても「女性においては、こんなに母乳が出る民族は見たことがない」とももらしている。
それらの結果、帰国後はかえってドイツ国民に菜食を訴えたほどだったという。 

西欧人から見れば粗食と見える日本の伝統食が、実は身体壮健な日本人を育てる源泉だったという証左は枚挙にいとまがない。
例えばフランシスコ・ザビエルは1549年(天文18年)に、「彼らは時々魚を食膳に供し米や麦も食べるが少量である。
ただし野菜や山菜は豊富だ。
それでいてこの国の人達は不思議なほど達者であり、まれに高齢に達するものも多数いる」と書き残している。

開国の頃、日本人は西欧人が、そして今の私たちが驚くほどに健康で頑強な体をしていた。
なりは小さいながらも実力では西欧先進国の水準を遥かに超えていた。
これがやがては日清・日露、そして二度に亙る世界大戦で、人的能力では実質「世界最強」を示したわが国軍事力の礎ともなるのである。それは白人優越主義時代のただ中にあって、生の日本人の姿を見た欧米人にとっては信じがたい、けれども歴然とした事実だった。
しかし、にもかかわらず明治政府は、ベルツの研究結果よりもドイツの「栄養学理論」を重んじて、フォイトの「欧米人並みに体を大きくする栄養学」の方を選んでしまった。
ドイツの栄養学者・カール・フォン・フォイト(1831~1908年)はミュンヘン大学の教授であり、また栄養学においては当代一流の権威を持つ人物だった。
彼は健康そうなドイツ人の食生活調査から、体重64kgのドイツ人は一日当たりタンパク質118g、脂肪56g、糖質500g、およそ3000kcalを摂ることが望ましいと算出していた。
そこで政府はその理論に基づき、当時の日本人は小柄で体重が52kg程度だったことから、これを比例配分して「タンパク質96g、脂肪45g、糖質415g、2450kcal」を日本人の栄養所要量と定めた。これは当時の日本人の食生活「タンパク質56g、脂肪6g、糖質394g、1850kcal」を大幅に超えるものだった。元々「低タンパク・低脂質・高糖質」で健康だった日本人に対して、ドイツ人並みの「高タンパク・高脂質・低糖質・動物食中心」の食事に改めるよう指導したのである。
ここから日本の「カロリー・栄養素計算偏重主義」、西洋の栄養学一辺倒の現実離れした健康政策が始まる。
 
最後にベルツ関連として、もうひとつの実験を紹介して終わりとしよう。
これは、とあるアメリカの大学において行われた「肉食と耐久力に関する実験結果」である。
肉食をしている人と、全く肉を食べない人との体力と耐久力についての比較検証だ。(「大東流霊的食養道」というサイトからの部分転載)

肉常食者と、そうでない人の実験結果から、「腕を支える力」については、肉常食者15人のうち、15分以上腕を伸ばしたままでこれに耐えられる人は僅かに2人しかおらず、肉を食べない人の場合は、32人中、23人がこれに耐えられたとある。
更に時間を30分に延長し、これに耐えられた肉常食者は一人もいなかった。一方、肉食をしない人のうち、15人がこれに成功したばかりでなく、そのうちの9人は一時間を経過し、そのうちの一人は3時間を突破していたのである。
また、スクワット(上半身を伸ばした状態で、膝の屈伸をする運動で、大腿部の強化を目的とする)については、肉常食者では300回以上できた者は非常に少なく、実験終了後、ろくに歩く事が出来ない者が続出した。
一方、肉を食べない者は、1800回もやり、この実験が終っても疲れを見せないどころか、その中には、2400回を越える者が数人居り、その中に一人は5000回まで達した者がいたと言う。
更に追言としてあげれば、この実験の被験者として選ばれた「肉食をしない人達」は、特別な運動の訓練も、スポーツも何一つ体験した事のない一般の人達であった。
一方、肉常食者は全員が運動やスポーツ体育の専門家であり、こうした専門家でありながら、何もやっていない人に、専門家が負けたのである。

とあるベルツの著作に上記の趣旨が記されているとのことである。
しかし、よく読むと「本当かな?」と思える内容もあるにはある。
例えばスクワット(フルスクワットまたはヒンズースクワット)を1000回以上できる者など、仮に運動選手であってもそう大勢いるはずはない。
菜食をしたからといっていきなりスーパーマンになるわけではないのだ。
なのでここでは「こんな事も言われている」程度に受け取ってくれればよいかと思う。
ただひとつだけ言えることは、一つの実践は百千の理屈に勝る。
ベルツの実験とフォイトの理論、さてどちらが本当だったのか、疑問があればあなたも自分の体で確かめてみてはどうだろうか。
仮に今の食生活を半年でも変えることができたならば、その人はきっと、その先思いがけない可能性を手にすること間違いはない。
人力車












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こんにちわ♬
ある方のブログより抜粋させて頂きます。
断食に興味ある方は是非ご覧ください(*^^)v

ファスティング(半断食版)を1週間やってみたらすごい効果が!
...
紫外線アレルギーに悩まされて8年程。
ここ1年は脂性性皮膚炎からアトピーのような状態になってきており、
糖質カットをしていることはこちらでも書いています。

家族が健康でいられるためのカギは・・・腸と砂糖

糖質をカットして2ヶ月弱。

皮膚炎の方は、一番ひどい時に比べると良くはなってきていますが、
赤みも皮むけもアトピー感もまだまだあります。
皮膚炎の90%は乳製品が原因だと、
こちら(といってもローカルなんだけど)で有名なドクターが言うし、
にきびなどで悩んでいた親戚の子も
乳製品を完全カットしたことできれいな肌に戻ったので、
私も乳製品をカットしはじめました。

乳製品をカットしはじめて3週間がたちましたが、
これといって変化は感じられません。
体から乳製品の成分が出てしまうのに
4~6週間かかるようなので、まだ効果がみられないのでしょうか・・。

それにしても、なかなか引かない赤みとアトピー感にうんざりしてきた私。
これは、完全に体質改善するしかない!と思い、
デトックスについて調べてみたところ、
体質改善に劇的に効果があるのは

「断食」

英語でいうと「ファスティング」ですね。
この「ファスティング」という言葉、
日本でも流行っているようですね。

さて、3日間何も食べずにやってみて、肌改善を狙おうとしたところ、
すでに初日で断念。
おなかが減って仕事にならないので、リサーチを進めると、

「半断食」

が出てきました。

一日2食とか1食とかにして、食べない時間を作り
内臓を活性化させ、毒を体から出し、
免疫機能を高めて、血液循環を良くし、
体質改善を狙うというもの。

それでさっそく1日1食バージョンへ切り替えました。
18時間固形物を食べない方法なので、
前日食べ終わったのが夜の9時だとすると、
次の日食べてもいいのは昼の3時。

そんなかんじで半断食をはじめて10日弱。
もちろん、私の場合は糖質、乳製品カット。
それに加えて、動物性の食品もカットした方が良いという
マクロビオティック方式を取り入れました。
食べているのは野菜、豆類、果物のみ。

マクロビと反対のダイエット法で健康を維持している夫は、
肉は食べた方が良いと言うのですが、
私はなんとなく、今の私の肌症状には良くない気がして、
マクロビを選びました。

半断食を始めて最初の2日間は体がフラフラして力が入らず、
頭痛、胃のムカムカがあり、大丈夫か?と思ったけど、
これは体が調節しようとしている反応症状ということ。
3日目になると、フラフラもせず、
逆にすっきり感が増し、通常の生活が出来るようになりました。

半断食を始めて2、3日が過ぎた頃でしょうか。
髪の生え際・こめかみ・頬下あたりの赤みが
すっきり消えたのです。
以前無かったすべすべ感も出てきて、
地黒な肌の持ち主の私ですが、
肌に透明感が出てきたかんじです。
「これはすごい!」
とびっくり。

その上びっくりしたのが、
先日、子供たちとプールへ泳ぎにいくという自殺行為
を実行してみたところ、なんと、
顔においては、まったくかゆくも赤くもならなかったのです。
胸のあたりにちょっとだけかゆみをともなった赤いぶつぶつが出来たので
「やばっ!」
って思っていたのですが、翌朝にはきれいに引いていました!
以前は紫外線に当たると顔が真っ赤になり、
かゆみと赤みが引くのに1シーズンかかっていたのですよ。
これは私にとって信じられない出来事でした。

現在、半断食を始めて10日前後ですが、
肌の完治を目指して半断食を続けています。
寝不足なんかで疲れている時は、
ちょっとかゆくなったり、赤みが出たりすることはありますが、
回復に向かっていることは確かです。

実は、半断食を始めて良かったことがまだまだあります。

野菜や豆や果物などを全く料理せず、
そのまま、もしくは煮るだけで、
味付けする時は酢味噌のみで食べていますが、
それだけでおいしく食べられています。
素材だけを食べているかんじです。
以前は、いろんな料理や味付けを楽しんでいたのですが、
バリエーションにも飽きてきていました。
今では、素材のままそのおいしさが味わえて、
「自然の恵みはなんて美味しいんだろう!」
と、飽きない味を見つけることが出来ました。
それから、
「今までいかに不自然なものをたくさん食べていたんだろう!」
ということに気づかされました。

人間はいかに「食べすぎる」ことで体調を崩していることか。
人間はいかに「食べない」ことで健康になれることか。

ということを身をもって体験することが出来ました。

これは、食の「断捨離」ですね。

ちなみに、今のところ体重にはあまり変化は出ていませんが、
お腹まわりの贅肉が減ってきています。
内臓脂肪が減ったのかしら。。。
体も心もすっきりして爽快です。
断食











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