おすず治療室 はりきゅうLife♪

2020年02月

皆さん、こんにちは!
鍼灸師の河原です

前回、女性の月経についてお話をさせていただきました
今回はその続きの話をしていきたいと思います

今回の話のテーマは「無月経」です

…ん?

ブログのタイトルとあまりにかけ離れているではないか
と思われてたそこのアナタ!

実はこの「痩せ過ぎ」というワードが女性の無月経と大きく関与しているのです
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順を追って説明していきましょう

まず無月経には2種類あり、3ヶ月以上月経が来ない状態を続発性無月経、18歳以上になっても一度も月経の発来のない状態を原発性無月経と言います!

どちらも様々な要因で発症する症状ではありますが、私たちが特に接することの多いのが
「エネルギー不足」による無月経です。

エネルギー不足、つまり痩せ過ぎです
やっと今回のタイトルに帰ってこれました


でも、どうしてエネルギー不足が無月経を引き起こすのでしょうか?

それは月経にはある程度の体脂肪が必要になるからです

初潮の初来には17%以上が必要と言われています
また体脂肪率が15%を下回ると卵巣の障害が増え、10%を下回ると卵巣の機能が停止してしまいます

なぜこのようなことが起こるかというと
エネルギーが足りないということは、生命活動を行うことが厳しくなります
そのため出来るだけエネルギーを消費しないように臓器の活動を抑えるように出来ているのです!
その順番というのは、生命活動と関わりが少ないものから

生殖機能はあくまでも次の世代に繋ぐためのもので、命に関わるものではありません
そのため真っ先に機能を停止するようプログラムされているのです


ここまでで痩せ過ぎが無月経を引き起こすことのメカニズムはご理解頂けたでしょうか?

本来なら、ここで締めたいところですが、今回はもう少し掘り下げていきたいと思います

それは「無月経の何が悪いの?」というところです!
これは前回のブログで話した「ホルモン」が密接に関わってきます

月経が起こらないと「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が分泌されなくなります

実はこのエストロゲンというホルモン
骨形成の促進や骨吸収の抑制に関与しているのです
簡単に言うと骨を作ってくれるのです

よく閉経を迎えた女性は骨粗しょう症を引き起こしやすくなるという話を耳にしませんか?
これも同じ理由なのです!
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痩せ過ぎはエネルギー不足を引き起こし、無月経を招く
そしてその無月経により骨粗しょう症となる

だから、ダイエットを始めた女性で月経の周期がいつもより遅くなったり、定期的に来なくなった際にはちょっと注意をしてもらったほうがいいかもしれません
そして、食べているものをもう一度見直しましょう

どんなものを食べたらいいのかはまた次回お話しますね!

しかし、中にはダイエットをしているわけでもないのに、エネルギー不足を引き起こす人がいます
それは女性アスリートです

と、核心に迫ってきたところで、今日の話を終わりたいと思います

〈今日のおさらい〉
・痩せ過ぎると月経が来なくなる
・月経が来ないとホルモンバランスが悪くなり、骨粗しょう症になる
・女性アスリートはエネルギー不足を引き起こしやすい


〈次回予告〉
次回はこれまでの知識を踏まえたうえで、女性の中でもエネルギー不足を起こしやすいアスリートにスポットを当てて説明していきたいと思います!
月経が来ない方や疲労骨折をよく起こす方で体重が軽いほうが有利なスポーツ(マラソンやバレエなど)をしているは是非、読んでみてください

それではみなさま
またんたび~

皆さん、こんにちは!
鍼灸師の河原です

今回から数回に分けて、女性の健康(ウィメンズヘルス)についてお話していきたいと思います

ウィメンズヘルスとは、「すべての女性(一般女性・女性アスリート・女子)に対して、健康で豊かな人生を送るために女性の総合的な健康支援を目指すこと」を意味します!

要するに女性の体を労わろう!という話です(笑)
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(懐かしい去年の写真を引っ張り出してきました

ということで、まずは女性の体について勉強していきましょう


女性と男性の体の大きな違いを挙げるとすれば、「月経の有無」です

女性は月に一度(約28日)のペースで周期的に妊娠をするための準備を行います!
その過程で子宮の膜が厚くなるのですが、これが剥がれ落ちる現象が「月経」です

月経には多くのホルモンが関与しており、特に重要なものが
「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と「エストロゲン(卵胞ホルモン)」です!
これらは女性の体に様々な変化をもたらします
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なので、月経異常などの治療薬として使用される「低用量ピル」とは、このホルモンの量を調整することによって、女性の体調を安定させているのですね

ちなみに現代の女性は出産回数が以前に比べて、明らかに減少しています
大正時代の女性と比べると、その回数なんと4倍
なんとも驚きの数字です…。

妊娠期間中はエストロゲンの分泌が抑制されるため「排卵」という現象が起こりません。
そのため、月経の回数も減ります

逆に言うと、出産回数が減るということは、月経の数は増えるということです!
女性の卵の数は決まっているので、排卵の回数が多いということは、それだけ閉経が起こる年齢が早いということ

実はこの「閉経」つまり月経が来ないという現象は女性の体に大きな変化をもたらします

これについてお話ししたいところですが、これまでにすごい量の情報量をもりこんであるので、今回はこの辺で終わりたいと思います


〈今日の内容のおさらい〉
・女性は約28日周期で体の変化が起こる
・その過程で大きく関わるのが、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)というホルモン
・女性の体にある卵の数は決まっており、現代の女性は月経の数が多い分、早く閉経を迎えてしまう
・閉経は女性の体に大きな影響をもたらす

これらのことを理解していただけると嬉しいです



【次回予告】
次回は閉経や月経が来ないと女性にどのような影響を与えるのか
そして世の中の女性のどのような習慣が無月経をもたらすのか、詳しくお伝えしていきたいと思います!


それではみなさま
またんたび~




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