食事中に緑茶を飲む
食事中に緑茶のペットボトルを飲む…
こんな光景よく見かけますよね。
緑茶に含まれる「タンニン」という成分は、
鉄の吸収を阻害してしまいます。
これが、冷え性の人にはよくないのです。
鉄は、全身に酸素を運ぶヘモグロビンの材料です。
鉄が不足すると、筋肉に十分な酸素が運ばれなくなり、
エネルギー代謝が低下します。
特に、筋肉でのエネルギー代謝が低下すると、
冷えや寒さを感じる原因になります。
ただでさえ不足がちな鉄分の吸収が阻害されないように、
タンニンが多く含まれる緑茶・紅茶・コーヒーなどの飲み物は食事中ではなく、
食後30分程度あけてから飲むのがオススメです。
■“カラダを冷やす”NG食習慣2
トマト・きゅうりなどの生野菜中心の食事
生野菜サラダはコンビニなどでも手軽に手に入る上、
さまざまな栄養素が摂れてカロリーも控えめ。
ダイエッターにも大人気です。
そんな健康的なイメージが強い生野菜ですが、
トマトやきゅうりなどには体を冷やす作用があります。
最近の研究では、野菜に含まれる「カリウム」の利尿作用に
カラダを冷やす原因があるのではないかと言われています。
カリウムの利尿作用により頻繁にトイレに行くと、
尿とともに熱を排出してしまうため冷えを感じる…というわけです。
一般的に、カリウムは生で食べられる野菜や果物に多く含まれます。
カリウムは高血圧予防に効果的で、
むしろ積極的に摂るべき栄養素なのですが、
冷えが気になるという方は生野菜ばかり食べるのでなく、
野菜を茹でたり、炒めたりと調理方法に一工夫してみましょう。
トマトを食べるなら、トマト鍋にしたり、トマトスープにしたり
温かいお料理にするのも良いですね。
■“カラダを冷やす”NG食習慣3
お菓子が食事の代わり
ダイエット中だけど甘いものが食べたい!
だから、お菓子や菓子パンを食べて、
代わりに食事を抜いてしまう・・・こんな経験ありませんか?
お菓子や菓子パンで摂れる栄養素は、ほとんど糖質や脂質だけ。
体温を維持する筋肉の材料となるたんぱく質や、
代謝を助けるビタミンB1などの栄養素が慢性的に不足するようになります。
たんぱく質が不足すると、長期的に筋肉も衰えていきますので、
冷えを感じやすくなりますし太りやすいカラダになってしまうので注意が必要です。
寒さが増してくるこれからの季節…
食事に一工夫して寒さに負けないカラダ作りを目指しましょう。
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