こんにちは
受付のいしぐろです

とうとう。とうとう。梅雨明けしましたぁ
治療院も夏仕様になり、涼しげです。

さて。
来る7月20日。月曜日。祭日。海の日。残念なことに仏滅。(ここまで詳しく言わなくても・・・。)
当治療院は、変わらず営業致します


11758802_809770589143723_2096010390_n[1]
















最近、受付で
「ブログ見てます♡」と言われることが多いので、とっさに、「あ。あれ。わたしじゃないです!」言ってしまいました・・・。
いったい私は、何を守ろうとしたのでしょうか・・・

そういったわけで(どういったわけなのか。)今日はマジメに夏の養生法について。

夏の三ヶ月間は、天と地の間の陰と陽の気が満ちており、自然界の万物がどんどん成長して咲き栄える季節です。
人間も例外ではなく、成長過程の青少年は、この陽気を全身に浴びて身体を動かせば、大きく成長できるのです。
ですから、暑い暑いと言って逃げてばかりにならないよう、お母さんは気を配ってあげてください。
しかし健康を保つには、陰と陽のバランスが必要です。
夏は陰である冷たさ・涼しさを上手に取り入れる事です

第一は、汗をかく事です。それも、にじむような汗ではなく流れるような汗です。
体内に滞った熱を体の外へ放り出して身体を冷やすのには、最も効率の良い自然な方法です。
「クーラーで冷やせばいい」という考え方もあります。確かに熱射病や日射病の時に、熱を摂る方法として、クーラーで冷やすのは非常に有効ですが、いつもいつもクーラーで冷やして汗をかかないでいると、汗を出すという機能が退化し、汗の出ない体質になってしまいます。
夏は汗を出して、汗でしか排出できない、蓄積してきた一年分の老廃物を放り出す季節でもあります。
それをしない人は何年もかけて徐々に健康を損なっていくことになります。

第二には、陰の補給です。一つ目は体内を冷やす為に汗をかきましょうと言いましたが、こちらは身体を冷やす為の水分補給です。
氷水に麦茶、ウーロン茶、かき氷、アイスにビールなど、冷たいものはたくさんあります。
これらの補給のコツは、一時に大量に摂るのではなく、少しずつ何回にも分けて補給する事です。
夏は汗を出す為に体中の血液は身体の表面に移動しており、内部にある胃や腸を動かす為の血液は不足しています。
したがって夏は、誰もが胃腸が非常に弱っている状態にあります。
そこへ一度に大量の水分を入れれば、それらの水分は胃腸に停滞し滞るだけです。
血液中に吸収されて身体の隅々にまで潤うという事になりません。
結果、いくら飲んでも身体は冷えず、ますます胃腸を弱らせて食欲をなくし、夏バテへと進みます。
ここでもう一つ大切なのは「水のみ」の補給だけではなく、カルシウム・マグネシウム・ミネラル・ビタミン・酵素などの補給も大切です。
汗で失った水分には、水だけでは補えない物も含まれているからです。
こんな時にスイカを食べたり、生ジュースを飲んだり、あるいは味噌汁を飲むと、意外と渇きが止まったりするのです。

~養生法~
暑さで汗をかく為、身体の水分を消耗し、血液を濃縮させ「心(心臓)」の負担が重くなるので、食事ではさっぱりと薄味で料理したものが向いています。
肉などは食べ過ぎると体の中で熱が発生するので控えるようにし、夏野菜であるトマト・キュウリ・スイカなどを多めに摂ると良いでしょう。
また、苦みの食べ物は心臓の負担を和らげる・休ませる作用があるので、ゴーヤやグレープフルーツなどもとても効果的です。
そして夏は「早寝早起き」を心掛けましょう。汗で失う「陰分(いんぶん:体内の液体成分の事)」が多いので、夜の睡眠で養うようにしましょう。
また夏は昼間が長いので、昼寝が出来れば昼寝をすることも必要です。

厳しい夏を、これらの養生に気を付けて乗り切りましょう!

患者さんに伝えたい 東洋医学のお話より抜粋

ふぅ・・・。
お仕事したので、撃沈です。(夏の養生法を書いときながら本人が撃沈とは・・・。)

それではみなさん。ごきげんよう。